【現場代理人コラム】工事中でも「いつもの暮らし」を守るために。私たちが日々実践している4つの配慮

大規模修繕工事において、私たちが第一に優先すべきこと。それは、「工事期間中であっても、居住者様の普段の暮らしを守ること」です。

工事を進めるうえで、騒音や塗料のにおい、バルコニーの洗濯物干し制限などは、どうしても避けられない課題となります。しかし、「工事だから仕方がない」と諦めるのではなく、少しでも皆様のストレスやご不便を減らすために、私たちは日々以下のような工夫を徹底しています。

 

① 事前お知らせの徹底(基本は1週間前に配布)

特に最近は在宅ワークをされる方が増え、事前連絡のない騒音やにおいは大きな支障となってしまいます。あらかじめ「いつ・どのような作業が行われるか」を把握していただくことで、防げるご不便がたくさんあります。

 

そのため私たちは、作業内容や面(東面・南面など)ごとに、原則「作業の1週間前」には各ご家庭へお知らせを配布することを徹底しています。

 

② におい(におい・アレルギー)への柔軟な対応

塗料などのにおいの感じ方は人それぞれであり、アレルギーをお持ちの方もいらっしゃいます。現場では常日頃から「換気ができる工程」を意識して作業スケジュールを組んでいます。

 

具体的には、「工事を行っている面とは反対側の窓で換気ができるようにする」といった工夫を行っています。また、重度のアレルギーをお持ちの方や敏感な方がお住まいの場合は、臭気の少ない水性塗料への変更をご提案したり、においが発生する期間の過ごし方について事前になどご相談を重ねながら柔軟に進めています。

 

③ 騒音への配慮と臨機応変な施工方法の工夫

足場工事や下地補修工事などでは、どうしても大きな音が発生します。お知らせで事前にお伝えするだけでなく、個別のご要望やお問い合わせにも丁寧に対応しております。

 

「この時間帯は大切なオンライン会議がある」といったご相談があれば、一時的に音出し禁止の時間帯を設けたり、使用する工具や施工方法を変更するといった提案も可能です。 ※作業方法や時間を調整することで全体の工期に影響が出る場合もありますが、できる限り現場や環境に合わせた柔軟な配慮を行っております。

 

④ 「洗濯物情報」の分かりやすい掲示(毎日15時更新)


「今日は洗濯物を干して大丈夫なのだろうか…」という不安を解消するため、マンション内の工事掲示板に「洗濯物情報」を掲載しています。

日付と号室がひと目でわかる図を作成し、各住戸の状況を3つのマークで表記しています。

○=洗濯物干し可
△=在宅時のみ可(急な作業変更に備えて)
×=洗濯物干し不可
この情報は前日の15時までに翌日分を更新しています。少しでも洗濯物を干せる日数を増やし、日常生活のストレスを和らげられるよう工程調整に努めています。

 

 

おわりに


大規模修繕工事を大きなトラブルなく無事に完了させるためには、何よりも居住者様の温かいご理解とご協力が欠かせません。

 

皆様が工事期間中も少しでも快適に、安心して過ごしていただけるよう、現場代理人として常に努力と工夫を重ねてまいります。気になることやご要望がございましたら、いつでもお気軽にお声がけください。

 

 

私がこの記事を書きました!

浜崎 光太郎

浜崎 光太郎

■経験年数 

 16年

 

■所有資格

・職長教育

・安全衛生責任者

・有機溶剤作業主任者

・フルハーネス型墜落制止用器具特別教育

・一般建築物石綿含有建材調査者

・危険物乙種4類

・足場の組立て等作業主任者技能講習

・労働安全衛生法による特別教育・安全衛生教育

・ショベルローダー等運転技能講習

・ローラーの運転業務特別教育

・高所作業車特別教育

・小型フォークリフト特別教育

・車両系建設機械技能講習

・車両系建設機械(解体)

・アーク溶接特別教育

・電気取扱業務(低圧電気)

 

■コメント 

ただ仕事を進めるという事ではなく、職人の安全面、建物修繕、そして、お客様とのコミュニケーションについて考えながら、日々、業務を行って行きたいと思っています。

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