タイル工事・その他 other

Tile タイル工事

タイル工事は、建物の安全性を確保するだけでなく、外観の美しさを保つためにも重要です。
見た目には問題ないように見えても、予想外の場所で劣化や内部の損傷が進行していることがあります。

タイル工事のメリット

タイル工事の美観と安全性維持

タイル工事は、外観の美しさを保つだけでなく、建物の安全性を確保するためにも重要です。見た目には問題ないように見えても、予想外の場所で劣化や内部の損傷が進行していることがあります。劣化に気が付かないまま放置すると、突然の落下による事故につながったり、剥がれたタイルをそのままにすると雨水が侵入しやすくなったりして、さらに劣化が進むでしょう。また、マンションやビルにおいては建物の外観が悪いと入居率の低下に繋がることも考えられます。建物の美観を維持し、清涼感のあるイメージを保つことも大切です。美観と安全性・耐久性を維持するためにも、タイルの破損や欠損などは大規模修繕の際にきちんと直しておくことが重要です。

タイル工事の流れ

Step01

打診調査

まずは目視や打診により、外壁タイルに不具合がある箇所を見つけることから始めます。目視調査では、タイル壁面全体を調査員の目で注意深く観察し、タイルのひび割れや欠損、浮きなど、異常と思われる現象を洗い出します。打診調査では目視では確認できない内部の浮きなどをチェック。打診棒を使い外壁タイルを叩くことで状態を確認します。浮きはコンクリート内部に空気の層ができて起こるため、叩いて他の箇所より高い音がするのは、浮きがある証拠です。

打診調査
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Step02

浮きの補修

タイルの浮きは主にアンカーピンニング工法で補修します。アンカーピンニング工法とは、浮きが発生している箇所の目地に電動ドリルで穴をあけ、そこからエポキシ樹脂などの接着剤を注入する方法です。接着剤を注入した後、穴からアンカーピンを挿入し、浮き全体を固定します。このようにアンカーピンを浮いている部分に入れることでモルタルやタイルの剥離を防ぎ、剥落を予防します。

浮きの補修
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Step03

タイルの貼り替え

タイル自体のひび割れや欠損が見られる場合や、打診調査によって広範囲にわたるタイルの浮きが確認された場合などには、タイルの貼り替えを行います。まずは、貼り替える部分の外周目地に沿って切り込みを入れ、そのタイルを剥がした後、むき出しになった下地を清掃しモルタル等で下地を調整。下地調整後、接着剤にて新規タイルを貼り付けます。最後に目地材を詰め、はみ出した余分な目地材をふき取って仕上げます。

タイルの張り替え
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Step04

完成

清掃作業を行い、完成です。

アパートなどの屋根の葺き替えやカバー工事も承ります!icon

屋根の状態は日々の生活では確認できないため、修繕の検討が遅れがちになりますが、雨風や日光から建物を守る非常に重要な建材です。屋根の劣化によって雨漏れや建物の内部にまで雨水が入り込むと、腐食の原因になります。特にアパートのような賃貸物件の場合は、入居者に迷惑をかけてしまいますので、定期的なメンテナンスが必要です。また、既存の屋根材や状態によって工法が変わってきますので、適切な工法にて修繕するためにも、まずは専門の業者に調査を依頼しましょう。

屋根工事の種類

屋根カバー工法

屋根カバー工法

既存の屋根の上にルーフィングと呼ばれる防水シートと新たな屋根材を被せる修繕方法です。葺き替え工事のように既存の屋根を剥がす必要がないため工期が短くコストを抑えられます。一般的に多く見られるのは、スレート屋根にガルバリウム鋼板等を被せる工事です。
既存の屋根を生かしながら、新しい防水紙と屋根材で防水機能を追加することができ、建物の耐久性を高めます。

屋根葺き替え

屋根葺き替え

カバー工事と違い、屋根材そのものを新しいものに取り替える工事です。劣化や損傷が激しい場合に適している修繕方法です。屋根材を既存のものよりも軽いものに変更することもできることから、防水機能に加えて、耐震性能の向上に繋がります。ただし、工期は長くなる傾向にあり、コストの負担も大きくなります。

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