大規模修繕の基礎知識 Basic knowledge

About そもそも大規模修繕とは

大規模修繕工事とは、建物の経年劣化などに対処するために計画的に行われる修繕工事のことです。建物や設備の老朽化や重大な不具合を未然に防ぐために、管理組合が主体となり、長期修繕計画に基づいて修繕を実施します。計画修繕には管理組合が積み立てた修繕資金が使用され、その中でも工事規模が大きく費用が高額で、工期が長いものが大規模修繕です。具体的な工事には外壁の補修、屋上の防水工事、鉄部の塗装工事、給水管や排水管の交換などが含まれます。

住民の皆様のご不安を解消

Period 大規模修繕を行う周期

マンションなどの建物の大規模修繕工事のタイミングは、一概に築何年後と固定されているわけではありません。各建物の劣化度合いは、建物の構造、立地条件、適切な管理状態などに依存するため、個別のケースごとに劣化状況を正確に評価し、修繕の適切なタイミングを判断することが必要です。

ただし、おおよその目安は存在します。一般的に、大規模修繕工事は「10〜15年サイクル」で行うと考えられています。これは建築基準法に関連しており、マンションの外壁がタイルなどで仕上げられている場合、築10年経過後には外壁の全面打診調査を行う必要があると法律で規定されているためです。

Point 施工会社を選ぶポイント

01

自社一括管理できる会社を選ぶ

一般的な大規模修繕工事では、建物のオーナー様や管理組合様から建設会社等に依頼があり、建設会社は修繕内容に合わせて下請けの各施工会社を手配します。
そのために、それぞれに費用が発生し依頼の手間もかかります。また、現場管理も煩雑になりがちです。施工会社を選ぶ際は自社一括管理ができる、「完全自社管理」の会社を選ぶことで費用を低減させることが可能です。

中間マージンのない会社を選ぶ

BIG HAMAなら! 完全自社管理だから「納得の価格」で
「徹底した現場管理」を実現

BIG HAMAでは、建物診断から塗装・防水・タイル工事など各種工事のエキスパートが所属しており、大規模修繕の全ての工程に一貫して対応できる技術とシステムを確立しています。全ての工事を自社で一括管理できるため、直接ご依頼いただくことで、無駄な手間を省き徹底した現場管理を行う事が可能です。また材料も一括発注できるので、コスト削減に繋がります。

02

複数の会社で比較・相見積りを行う

大規模修繕には大きな金額がかかるので、適正価格で発注することは必須となります。その適性金額を把握するために大切なのが、相見積りを取ることです。心から納得し、満足できる施工会社を選ぶためにも、相見積りは必ず取りましょう。そして見積書を受け取ったら、ポイントを抑えてしっかりと比較検討することが大切です。

中間マージンのない会社を選ぶ

BIG HAMAなら! 分かりやすい見積書をご提出!

当社では建物の診断書と見積書を必ず併せてご提出いたします。調査内容に基づき的確な工事プランを立て、そのコストをご一緒に提示。誰が見ても分かりやすい提案内容となるように常に心掛けております。特に項目が多い大規模修繕においては、文字だけの書類だけでは分かりづらいため、部位ごとの写真に工事内容を落とし込むなど、分かりやすい提案書を作成しています。

03

アフターフォローの
内容をしっかり確認する

大規模修繕工事が終わった後で、何かしらの不具合が発生してしまうケースも少なからずあります。多額の費用をかけたにもかかわらず、数年足らずでこのようなトラブルが発生してしまうと大きな問題に繋がる場合もあるので、事前に依頼する施工会社にどのようなアフターフォロー・保証体制があるかしっかり確認しましょう。

中間マージンのない会社を選ぶ

BIG HAMAなら! 万全のアフターフォロー体制をご用意!

工事が終わったからといってお客様とのお付き合いは終わりではありません。
当社ではアフターフォローの体制も万全ですので、工事が終わったあとに不具合などを発見されたら、すぐにご連絡ください。建物の調査にお伺いいたします。また保証体制も充実しています。自社と塗料メーカーのW保証制度を採用しており、アフターフォローとW保証で工事後も安心していただける体制を整えています。
最大10年と、保証期間が長いことで、次期修繕工事までの期間を延ばすことができ、アパート・マンションの資産価値キープをサポートしております。
※物件によって保証内容が変わる場合もございます。予めご了承ください。

04

施工実績が豊富である

大規模な改修工事をどれだけ施工してきたかや、どのような工事を行ってきたかなど、実績の豊富さをチェックすることも会社選びのポイントの一つです。マンションやビルの大規模修繕工事の場合、人が住んでいる、または活動している状態での施工となります。
そのため、居住者や活動者の生活に気を配れるか、近隣住民からの予期せぬクレームなどの対応を熟知しているかなど、改修工事を行うためのしっかりとした知識と経験があることを事前に確認しておいた方がよいでしょう。

施工実績が豊富である

BIG HAMAなら! 圧巻の施工実績数10,000件!

2005年の創業以来、住宅からマンション、ビル、商業施設まで、様々な物件での実績があります。例えばマンションの修繕工事と言っても、建物の劣化状況や立地、住民や近隣の皆様との関係性など工事ごとに皆違います。施工実績が豊富な当社だからこそ、これまでに蓄積した経験、技術、知識を基に高品質でお客様にご満足いただける施工をご提供できます。

Flow 大規模修繕の流れ

マンションで大規模修繕を実施する際には、様々な工程を踏む必要があります。
大規模修繕の工事が完了するまでの流れについてご紹介します。

Step01

修繕委員会の発足

まず、マンションの管理組合が修繕委員会への参加希望者を募集します。毎月修繕積立金を支払っているマンションの居住者であれば、誰でも参加可能です。
参加希望者が集まった後に理事会・総会にて承認を得れば、修繕委員会が発足します。どうしても参加希望者が集まらない場合は、マンションの管理会社のスタッフや専門家に依頼するのも一つの方法です。
また必ずしも修繕委員会を立ち上げなければならないとは限りません。そのため場合によっては理事会が主導して、大規模修繕の計画を立てていくケースもあります。

修繕委員会の発足
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Step02

劣化状況の調査

大規模修繕の工事範囲、工法などを決めるために、マンションの劣化状況の調査を行います。調査は専門知識のある施工会社に依頼するようにしてください。見えないところや細かい箇所の状況まで調査をしてもらうために、外壁診断士など各種資格を保有する専門家が在籍する施工会社に依頼するのがおすすめです。

劣化状況の調査
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Step03

予算や方針、計画の決定

マンションの劣化状況の調査をしたら、調査結果を基に大規模修繕の方針や計画、修繕を行う箇所、予算などを決めていきましょう。
予算が少ない場合は修繕の優先度が高い順に計画に盛り込んでいくのがおすすめです。緊急性がなく優先度が低い箇所については、施工会社と相談の上、別のタイミングで修繕をすることを検討するのもよいでしょう。

予算や方針、計画の決定
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Step04

総会で決議

大規模修繕に関する予算や内容が決まったら、総会を開催し決議を取りましょう。形状や設備の機能などが変わらない比較的軽度な修繕の場合は過半数の賛成が必要で、形状や設備の機能などが著しく変わるような修繕であれば4分の3以上の賛成が必要です。

中には大規模修繕について疑問があったり、否定的な意見を持っていたりする人もいます。そういった場合でも納得してもらえるように、大規模修繕の必要性や詳細について説明できるようにしておきましょう。

総会で決議
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Step05

施工会社を決定

大規模修繕の内容や計画が決まった後は、実際に大規模修繕を依頼する施工会社を決めます。複数社に見積りを依頼して、しっかり比較検討するようにしましょう。
費用の内訳や施工実績、担当者の対応、アフターフォローの充実度などを総合的にチェックして、信頼できる施工会社に依頼するようにしてください。

施工会社を決定
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Step06

工事説明会の開催

施工会社が決定したら、工事説明会を行いましょう。工事説明会では、マンションの居住者に対して工事内容や工事中の注意点などについて説明を行います。大規模修繕の約1カ月前に実施するのが一般的です。

もし説明会の中で居住者から挙がった質問や意見に対してすぐに回答・解決できない場合には、施工会社と一緒に対応策を検討するようにしましょう。

またマンションの近隣住民に対しても、事前に大規模修繕を実施する期間や内容などについて説明しておくことが大切です。

工事説明会の開催
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Step07

着工

着工後は事前に決めた大規模修繕計画・方針に基づいて、以下に挙げるような工事を進めていきます。

  • 仮設工事
  • 屋根塗装
  • 下地補修工事
  • 鉄部塗装
  • コーキング工事
  • 防水工事
  • タイル補修工事
  • 板金工事
  • 外壁塗装
  • 屋根葺き替え・カバー工事など
契約・着工
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Step08

工事完了

全ての工事が完了したら、引き渡しです。契約書の内容に沿って、工事が問題なく行われているか、不具合はないかなどを確認してください。
また次の大規模修繕に備えて、修繕積立金を見直すべきかもこのタイミングで検討するとよいでしょう。

工事説明会の開催

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